転職

転職活動のモチベーションコントロールのコツ

こんにちは。マーケティングとキャリアのコーチ淡島愛子です。

前回は「書類選考や面接に落ちても落ち込まなくていい理由」をお話してきましたが、どちらかというと企業側の目線でのお話をしてきたと思います。

今日は、あなた自身の考え方やこころの持ち方についてのお話をしたいと思います。

転職以外でのモチベーションコントロールのお話にもつながりますので、落ち込みやすい方は特に読んでいただきたいと思います。

現状を受け入れることからはじめよう

書類選考や面接に落ちるのは、自分自身がどうすることもできない事情であることも多々あるということを前回お話しましたが、自分自身の実力が足りない場合も勿論あると思います。

例えば

・実務経験を問われていて、その内容や量が先方企業の求めるものより足りなかった

・技術的な話をされたが、内容に関して受け答えが満足にできないことで、知識や経験不足と判断された

などで、面接官1人からだけの話であれば、その人の判断のが正しくなかったかもしれないのですが、数人にそういったフィートバックを返されると、それは自分自身の能力の客観的な評価となるのでしょう。

その事実を受け止めるのは辛いことかもしれませんが、「今の自分の実力が足りない」ということを一度受け止めないと次のステップに進むことができません。

今気づけてよかったと思おう

転職活動のなかで、転職市場のなかでの自分の実力が、目指す企業なり職種に足りないということがわかったところで、それを悲観ばかりする必要はありません。

転職活動をはじめなかったら、その事実には気づかない状態が続いていて、もっと後に気づくよりもずっとよいでしょう。

前倒しで気づけたことで、それに対しての対策を考えることができます。

また、なによりも、あなた自身が行動を起こして、気づいたことです。

今まで、なんとなくそうではないか、と思っていたせいで、もっと自分自身のスキルや経験値をつむために何か思い立ってトライすることに踏み切れなかったことはなかったでしょうか。

そういった「なんとなく思っていたこと」が自分自身の体験として、複数の客観的な意見を添えた「事実」として目の前に突きつけられたことで、自分の今後の行動に対する強力なモチベーション(あるいは危機感)を得られたのです。

気づいてからは気づく前よりもクリアな判断ができる

自分の実力が目指すところに足りないことに気づいたところで、今後の転職活動の方向性に修正を加えなくてはいけないでしょう。

リストラなどでどうしてもすぐ転職しないといけない場合は目指すところを変えることになると思いますが、それ以外でもう少し時間をかけられる場合は、自分の最終目的を整理して、それに対してどういう手段が取り得るかが考えられます。

その場合、最初に転職活動をはじめたときよりも、書類選考や面接を受けることによって、情報量も増え、いろいろと気づくことがあるので、最初に活動をはじめたときよりも、より現実的で確実な目標とプロセス設定ができるでしょう。

行動しないとわからなかったこと、できなかったことがある

転職活動が上手くいかないときに、落ち込むことがあるでしょうが、今まで行動して考えた結果から、より成功に近づくプロセスがクリアになってきたと考えられるようになると、書類選考や面接に落ちたという事実がそこまで辛いものではなくなってくると思います。

そこを肯定的に捉えられるかどうかが、転職活動のモチベーションコントロールの重要なポイントとなってくるでしょう。

転職活動以外にも、長いスパンで達成する目標のモチベーションコントロールに使えるので、是非トライしてみてください。

ひとりでは難しいなと感じる場合は、一度プロにご相談ください。

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それではごきげんよう♪