転職

書類選考や面接に落ちても落ち込まなくていい理由

こんにちは。マーケティングとキャリアのコーチ淡島愛子です。

今日は、転職活動のときに書類選考や面接で落ちても、落ち込む必要はない、というお話をしたいと思います。

転職活動中の人、転職活動を今後考えている人はせひ読んでください。

転職活動はモチベーションコントロールが肝

直近でのわたし自身の転職活動のときに、転職活動期間ってどれぐらいかかるもんなんでしょう、と転職エージェントにきいたところ、だいたい3ヶ月ぐらい、長くても6ヶ月、それ以上は仕切り直しをしたりをおすすめする、といわれました。

そもそも需要の多い職種かどうか、複数エージェントに契約して、自分でも積極的に書類を出していく人と、エージェントからの紹介をまつ人、面接に時間がとれない人、などいろいろな要素がかかわってくるそうですが、だいたいこの範囲内に収まるようです。

一方でわたしのまわりやクライアントの話をきいていると1年ぐらいかけてされる方もいらっしゃるようで、話を総合すると少なくとも数ヶ月間は転職活動期間が続く、ということになります。

具体的な書類の準備や面接対策も大変ですが、一番大変なのはモチベーションコントロールだと思います。

特に、書類選考に落ち続けたり、面接に何度も落ちたりするとそのたびに辛くなりますよね。次の応募に進むしか手はないのですが、気持ちの切り替えはなかなか難しいものです。

書類選考や面接で落ちたときになぜ落ちたのかを考え過ぎるのはよくない

落ちてしまった理由を次につなげるために考えるのはよいことです。

書類がまずいのか、面接のときの伝え方が悪かったのか、そういうテクニック的な側面に要因があると考えるのであれば、そこをクリアする努力をするのはそこまで難しいことではないでしょう。

しかし、いくら完璧な書類を作成しても、面接で明確に自己アピールできたとしても、落ちる可能性は十分にあります

それは企業側の都合によるものだからであり、そこは、求人票や面接でも明示されないことが往々にしてあるので、求職者であるあなたがいくら考えたところで見えてこないからです。

企業は求人票に書けない、面接で言えない背景を抱えている

求人票については男女雇用均等法のもと、性別や年齢の条件を記載することができません。また、最近ではコンプライアンスがより厳しくなってきたようで、大手のエージェントでは、求職者に対して企業が性別や年齢の条件を暗にもっていたとしても、それは対求職者を担当するエージェントには伝えない仕組みをいれているところもあるようです。

つまり、求人票には書いていない条件があるので、書類選考に関しては応募してみないとわかならい、ということになります。

その企業側の条件として、採用面接に関わっている立場からいうと、どうしても性別や年齢に対して希望がある場合がでてきてしまうのです。

例えば20代のなりたてのリーダーのチームのメンバーとして30代後半や40代のメンバーをいれることは躊躇するので、近い年齢のメンバーの候補者がいればそちらを採用することもあるでしょう。またメンバーの構成をみて、中堅クラスである程度経験もあって、すぐにでもリーダーになれるようなタイプが欲しいときもあるでしょう。

チーム構成が女性ばかり、男性ばかりの偏りがありる場合、異性と上手くやっていけないようなタイプ(もうこの判断は面接官のカンによる判断しかなかったりするのですが)はちょっとな、ということになるのです。

こういう理由でお見送りする場合、他によりよい候補者がいた、などどうにでもとれる内容を求職者にはフィートバックされて、本当の理由はラッピングされてしまいます。

面接官の判断力は確かなものではない

また、面接官による評価もあなた自身の能力を推し量る適切な能力があるかというと、そうではない場合が往々にしてあります。

大企業などで、中途採用を意欲的に定期的に行うメゾットが確立されているところは別ですが、大抵の企業は人事採用者と現場スタッフ、現場の責任者、事業部責任者、場合によっては役員や代表がそれぞれの視点から面接官として評価します。

その面接官たちが何を基準にして判断するのか、とう話になりますが、ある程度ロジカルな理由はあるとしても、あくまでのその人の個人の判断であり、感覚値によるとことが多いのです。

そのいくら地位のある人でも、選考書類や面接の時間といった限られた情報のなかから判断することではあるので、あなた自身の能力を性格に推し量れているか、といってもそこは疑問の余地があるのでしょう。

実際事前にまったく書類を確認していない面接官もいますし、ひとの話をきいていないかのような反応をする面接官もいます。

条件にあう合わないは、あなた自身の能力が高いとか低いという問題ではない

前述してきたような理由から、面接に落ちる理由には、自分自身の能力ではどうしようのない要素がかなりあります。

よって、落ちた理由に拘泥するよりも、前を見て次のチャンスをつかみにいくことに心をむけていきましょう

一度動き出すと、マイナスな思いは不思議と消えていくものですし、何かの時にでてきそうになっても、それは自分自身に「自分の能力のせいではない」ということをしっかりと自分自身に言い聞かせるようにしましょう。

一人ですすめていくのが難しいときは、ぜひプロにご相談ください。

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